今回紹介するのはALDENのウイングチップです。装飾性のある革靴が欲しかったので買ってしまいました。ちなみに中古です。新品で買ったら10万円超えてしますので無理です・・・。ウイングチップの革靴を求めて色々な店舗を数十店舗巡った後この靴に出会いました。ちょうど求めていた雰囲気の物だったので即買ってしまいました。
今回購入したのはバーガンディカラーです。赤茶色みたいな色だと思います。この色好きなんですよねー。ローファーも一足バーガンディの物を持っています。普通の茶色はあんまり好みじゃないのかも。
目次
ALDEN ウイングチップの外観(写真)
正面から見るとこんな感じです。履き皺がとてもダイナミックについていますね。コードバンの靴はカーフレザーの物に比べてしっかりしわが付くみたいです。これもまた一つの味だと思います。写真だとちょっとわかりにくいですが、めっちゃ輝きます。つやっつやです。見るからにただならぬオーラを放っております。最高です。この輝きだけで買う価値があります。
ちなみにコードバンは馬のお尻の部分の革です。一頭の馬から取れる量が少なく高価です。靴や財布などの革製品に使われています。カーフレザーは生後6か月以内の牛の皮です。こちらも靴によく使われています。
横から見るとこんな感じです。このモデルはオールデンの靴としては珍しいモデルみたいです。パンチングの配置が定番のウイングチップのものとは異なるらしいです。個人的に定番のものよりもこの配置の方が好みですね。
穴の処理がちょっと雑な気もしますがこういうところもアメリカらしいので嫌いじゃないです。ヨーロッパの方がこういうのは綺麗に処理しますよね。
靴の内側を見るとサイズや製造年月、型番などが書いてあります。レングス(長さ)は8 1/2 ちょっと消えかかっていますが、ワイズがD、ヒールがBとなっています。つまり、この靴のサイズは26.5Dとなります。革靴は大体普段履くスニーカー-1.0cmぐらいの物が良いので丁度いい感じです。
正直どうでもいい小ネタですが、おそらくこの靴は2009年11月に作られたようです。サイズの後ろに9K10 016 9と書かれていますが、この9Kが製造年月を表しているようです。9はそのまま9年、Kは11月を表しているみたいです。こういうので判別できるのも面白いですね。
またこちらも消えかかっていますが型番は31801となっています。よく見るオールデンのコードバンのウイングチップは975が多い気がします。新品では31801のモデルはなかなか買えなさそうです。
金色のロゴがカッコいいですね。ニューイングランドってなんぞ?と思って調べたらアメリカの地方の名前のようです。クラムチャウダー発祥の地らしいです。僕はクラムチャウダー好きじゃないです。
結構ソールが擦り減っていますね。削りきる前に修理に出さねば・・・。
オールデンの革靴ってつま先丸い印象です。ヨーロッパの革靴は先端がシャープな物が多くてなんか好みじゃないです。丸い方が可愛くないですか?カジュアルな服とも合わせやすいですしね。
それなりに使用感にあふれていますね。このまま使い続けた方がいいのか、ラバーソールを貼った方がいいのか。悩みます。靴のことを考えたら貼った方が良いよなぁ・・・。そこそこ年月も経ってそうだし。
ALDEN ウイングチップのサイズ感について
筆者は普段27㎝か27.5cmのスニーカーを履くことが多いですが この靴は US8.5/26.5cmにしました。作りは結構大きめみたいです。革靴はスニーカーのサイズ-1㎝が良いってよく言いますよね。
ALDEN ウイングチップの価格について
定価は10万円以上です。普通に買おうと思うと正直きついものがある価格です・・・。その分物は確かに良いですし、コードバンの艶っていうのは他にはない唯一無二な物なので惹かれる人が多いのもとてもよくわかります。
ちなみに私は今回古着屋さんで中古品を購入しました。見ての通りの使用感です。この状態で4万円程度でした。お店の店員さんや購入後に行った靴磨き屋さん曰く、最近オールデンの革靴の流通が少なくなっているみたいです。欲しいなと思った方は早めに購入した方が良いと思います。
まとめ ALDENのコードバンのウイングチップは一度は履いてみたいと思わせる魅力的な輝きを放つ一足
普段使う黒色以外の革靴が欲しかったので購入することが出来て良かったです。購入するにあたっていろいろ革靴を見ましたが、オールデンのコードバンの靴が一番存在感があって輝いていて素敵でした。セットアップに合わせてカッコよく履いていきたいですね。修理して長く使っていきたいと思います。
こちらの記事も合わせてどうぞ。
初めにローファーを買うならこれでしょ!G.H.BASS LOGAN